【procreate 使い方】見るだけで得するおすすめ情報!使い方や自分が描いている方法を大公開します!
ども、シラシラ。(@shi_sh1ra)です
iPad で良く使われている”procreate” ですが、『使い方』がわからない・『レイヤー』って何なの?・『どうやったら』無駄なく使えるの? ・・教えて!!!そんな悩みからこんなツイートをしました。
https://twitter.com/shira_sh1ra/status/1302074965588467712
目次
procreate とは!?
Procreate(プロクリエイト)は、Savage Interactive Pty Ltd.で開発されたiPad専用のイラスト制作アプリである。 iPad ProでApple Pencilを使って鉛筆や水彩などアナログ風のある絵・イラストを描くことができる。アニメーション機能にも対応している。有料アプリで、2011年3月16日にApp Storeでの提供を開始。
国内から海外まで多くの方に愛されているお絵描きアプリとなっています。素晴らしいですね!ボクも愛用しています。自身の SNSで投稿している半数以上のイラストはprocreate です。他の方も下記のようにprocreate で描き、SNS でアップしているのが伺えます。
Mulan painting I did on #procreate! pic.twitter.com/MbyttYD3XA
— mingjue helen chen (@MingjueChen) August 31, 2020
Sketch portrait for @leavesofoak ✨#digitalart #sketch #fantasyart #Procreate pic.twitter.com/ypBOQtyZNt
— Hetti ✨ struggling but still drawing (@hettikovacs) September 4, 2020
procreateに描き上がってからタイムラプス再生が出来る機能がある事を初めて知りました。凄いなこれ。 pic.twitter.com/LvFI1ER38l
— ゆちゅみう (@dntyuu12) September 2, 2020
procreate の使い方をご紹介

それでは実際の使い方についてです。
今回は、自分の描いたイラストの深堀をしてprocreate のレクチャーをしていこうと思います。
- 概要説明はこちら!
レイヤーって何!?

解説前に、レイヤーという構造を説明を簡単に。ここを押さえると理解が深まると思います。
事例をご紹介

それでは実践編です。今回、描いたイラストはこちらになります。 そのメイキングを深堀しながら解説していきます。
構図確認

まずは構図決めです。ここを決めておくと描くモノにブレが生じにくいのでお勧めします。

構図やアタリが終えたら、新しいレイヤーを追加してそこからペン入れをしていきます。
下書き

下書きですが、自分は体を描いてから服を描き込んでます。そうすることで、体の屈折から服のシワが描きやすくなるのでお勧めです。

イメージの様に描き終えたら、ペン入れの工程です。
ペン入れ

今回ペン入れで使用したブラシは、標準搭載している鉛筆(HB)になります。

この後 着色作業に入りますがその前に補足説明です。鉛筆やパステルなどのブラシを使用するとカラーの着色で使うバケツ機能がうまく働きません。鉛筆のかすれ部分にうまく塗れない形で残ってしまうので、ご注意を!それでも鉛筆を使う理由は、質感が柔らかくなるので使用しました。
それでも漫画チックなペンや一気にバケツ機能で塗りたい人はこちらをご紹介します。
詳細はこちら!


もう少し深掘りします。下記2つで比較しましょう。

上記に従い、右上のカラーからそれぞれの対象円にcolor&drop していきます。

そうすることで、一気に塗ることができました。注意点として、線は必ず繋げて下さい。そうしないと、他の所まで着色してしまい二度手間となってしまいます。


1枚目が鉛筆、2枚目が購入したGペンとなります。拡大するとこのようなイメージで塗ることができます。是非お試しあれ♪
Gペンで仕上げたイメージをもっとみたい方はこちらの記事をどうぞ!
着色作業 ~ベタ塗り 概要説明~
次は着色作業です。ベタ塗りから仕上げという流れで塗っていきます。先ほどペン入れしたレイヤーに基準という選択がありますので、チェックを入れましょう。そうすることでこのレイヤーが軸となり、新しいレイヤーでも簡単に塗ることができます。


基準と入れないとどうなるのか。下記は参考例です。

このように全体を塗る羽目になってしまいます。

ペン入れしたレイヤーにしか塗れないので、ここを知っておくと後で有効活用できます!最初のベタ塗りでは乗算レイヤーを使用しています。そうすることで、ペン入れしたレイヤーに色が被ることなく塗ることが可能です。ここは好みの問題なので好きなようにカスタマイズしてみましょう。


着色作業 ~背景編~
背景ベースを塗っていきます。


着色は、背景から入れています。理由としては、背景も塗り分けした方がサッと塗れるからです。自分はレイヤー17・18のようにグレーで塗りつぶしを確認してから白色でクリッピングをしています。クリッピングとは対照レイヤーの上限定で塗れる機能です。はみ出しても、その範囲内しか塗ることが出来ません。上記の場合だと、レイヤー17にレイヤー18の白色を被せているイメージですね。
着色作業 ~キャラベタ塗り編~

背景が終わったら、キャラクターの塗り潰しです。自分は『髪』『目』『服』『肌』とレイヤーを分けて塗っています。作品であれ、商業であれ修正作業が必要になった場合はこの作業が大いに役立ちます。
もう少し深掘りした記事があります、こちらをご参照ください。
着色作業 ~髪 編~
例として髪の着色レイヤーを重ねながら公開していきます。着色で使用するブラシはエアーブラシになります。





着色作業 ~全体に影を付ける~
ここも同じくエアーブラシで塗っていきます。


着色作業 ~光を入れる~



影もそうですが、基本一色で終わらず重ねながら塗っていくとより深みが増していきますので試行錯誤しながらレイヤーを揃えるのが良いイラストになるコツです!
仕上げ
最後に仕上げです。ここの場合は日の光を入れていきます。レイヤー54からレイヤー78 までのテクスチャが対象です。※大雑把なレイヤーですみません(笑)




ブラシはエアーブラシの他、標準装備である輝度を選択すると楽です。ブラスの多さはprocreate ならではですね!有り難いです。


完成です!ここまでありがとうございます。纏めに入ります。
纏め

如何だったでしょうか?もう一つ補足すると描く前に資料は準備しておく事がとても重要です。シワの入り方や光のつき方など参考に出来るからです。これから検討している又は、既に使用しているユーザ向けに書いてみましたが、需要がありましたら、もっと深堀した記事を公開していこうと思います。
それでは楽しい創作ライフを♪
またね。
《procreate タイムラプス 〜メイキング動画〜》