![](https://shiralog-net.com/wp-content/uploads/2020/10/120CC5D9-A38D-40D3-85AD-F51D3902987C-scaled.jpeg)
Procreate(プロクリエイト)を初めて使う方にとってつまづくポイントは『塗りつぶし(ColorDrop)』です。今回は、その塗りつぶしについて解説したいと思います。
塗りつぶし (ColorDrop) のメリット
- 塗りつぶしがワンタップで可能
- はみだしを気にせずに済む
- 塗りつぶしの調整ができる
上記のメリットを深堀していきたいと思います。
ひとつずつ解説していきましょう。
塗りつぶしがワンタップで可能
![](https://shiralog-net.com/wp-content/uploads/2020/09/99831362-211C-420E-A7DF-A907B3C72156-scaled.jpeg)
塗りつぶし(ColorDrop)をする際に必要なのが、右上のカラーパレットです。
![](https://shiralog-net.com/wp-content/uploads/2020/10/120CC5D9-A38D-40D3-85AD-F51D3902987C-scaled.jpeg)
![](https://shiralog-net.com/wp-content/uploads/2020/10/90058637-CDCC-42E0-83D1-8AD7DF3DD07F.png)
パレットをタップしてからそのまま指定箇所までスライド。離すと塗りつぶしが可能となります。
ただ、それには条件があります。
![](https://shiralog-net.com/wp-content/uploads/2020/09/8C811C43-5C13-43BC-BCEF-12487A85BD8A.png)
![](https://shiralog-net.com/wp-content/uploads/2020/09/4BD1CEED-9077-44C3-94C0-04D3844B5394.png)
ペン入れしたレイヤーを必ず基準にすること!
ペン入れしたレイヤー、そして塗りつぶしたいレイヤーを分けておきましょう。そうしないと、、、
![](https://shiralog-net.com/wp-content/uploads/2020/09/F77C1423-5240-4BD5-A61E-6833CAE92E3F.png)
しきい値で塗りつぶし範囲を調整できる
![](https://shiralog-net.com/wp-content/uploads/2020/10/90058637-CDCC-42E0-83D1-8AD7DF3DD07F.png)
塗りつぶし(ColorDrop)の方法は解説しました。その上で、知っておくと便利な『しきい値』のご紹介です。スライドして離す前に指定位置で長押ししていると、、、
![](https://shiralog-net.com/wp-content/uploads/2020/10/60B05BE6-57A4-45FF-BDF2-F45B90177838.png)
上記に、しきい値〇〇% が表示されます。これが100%だと、、、
![](https://shiralog-net.com/wp-content/uploads/2020/10/49ED2CCB-9012-403F-A185-5E901AF7B1CF.png)
上記の様になります。実際の操作についてですが、、、
![](https://shiralog-net.com/wp-content/uploads/2020/10/4BA6D5BF-0932-4B67-A534-75427EC970CC-scaled.jpeg)
左右にスライドすることで塗りつぶしの調整が可能です。
細かい書き込みなどに最適と言えるでしょう。 今回はマルで解説してますが、キャラクターや背景を描くと変形など様々です。上手く調整してやりましょう。
レイヤーの乗算を知っておくと便利。
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これは余談ですが、塗りつぶしをする際に知っておくと便利なポイント解説です。
![](https://shiralog-net.com/wp-content/uploads/2020/10/BA05417A-F59C-4C3C-8976-B46A2B85ADCD-scaled.jpeg)
レイヤーは、上に行けばいくほど 優先順位があがります。つまり、塗りつぶしの際に線をうまく残したいのであれば、ペン入れのレイヤーを上に持って行く必要があります。その他の方法としてご紹介するのがレイヤーの乗算 があります。
![](https://shiralog-net.com/wp-content/uploads/2020/10/9825BFCF-3B5E-4D6C-9C51-00C5F38854AD.png)
レイヤー1がペン入れ、レイヤー2が塗りつぶしです。線の上に塗りつぶしたいときは、レイヤー1を持って行くか、レイヤー2を乗算にする必要があります。
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そうすることで、線の上から塗りつぶしが可能です。是非、覚えておきましょう!
マスクレイヤーを知っておくと塗りつぶしの効率UP !!!
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もうひとつ、知っておくと便利な機能のご紹介です。アナログには無い デジタルのメリットです。
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上塗りをしたいとき、レイヤー2からでも塗れます。
しかし、新しいレイヤーを用意するのが修正しやすいので用意した方が良いです。上記のようにガツガツと塗りたい時は 下記のようにレイヤーから『マスクをクリップ』を選択します。
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![](https://shiralog-net.com/wp-content/uploads/2020/10/91522FC8-5DB9-4FE0-8471-1AF707176A1A.png)
こうすることで、簡単に上塗りが可能です。塗りつぶし&細かく塗るのも出来ますので覚えておくと良いでしょう。
最後に
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今回のまとめポイント
- パレットからスライド&ドロップ!
- しきい値で塗り度合いを調整
- 乗算レイヤーを覚えておくと便利!
- マスクレイヤーを活用して楽に塗っておこう!
如何だったでしょうか?今回は、塗りつぶしの紹介とちょっとしたポイント解説をしました。
操作が慣れないとモタつくと思いますが、後々便利で楽になってきます。これを機に、楽しく塗り作業をして頂けたら幸いです。
それでは楽しい創作ライフを♪
またね。