ども、シラシラ。(@shira_sh1ra)です
漫画ってどう描いたら向上するかなんて経験を積まないとわかりません。
そこで今日はこんなツイートからの解説です。
【漫画を描く上で抑えとくと楽しくなるポイント!】
→つづき
③不安や煽りは背景を黒ベタ塗りするだけで効果あり
④セリフと描写はダブってないか。などなど、
1Pだけでも抑えとくと自分の作品が映えるので、意識すると良いと思います。
難しいという人は先ず 不安煽りの黒ベタ塗りを使ってみよう— シラシラ。(ペンネーム) (@shira_sh1ra) March 29, 2020
目次
知っておいて損なし その秘訣とは?
結論から言うと、先人たちの漫画家原稿を読むことです。
でも、どうやって読んでいけばわからない、という方もいらっしゃると思います。
そこで、意識するだけで 作者の意図が掻い摘める技を披露したいと思います。
※上記の絵は、前にボクが描いた原稿の抜粋になります。
視線誘導は大事
ボクは、よくネームを作成するときは見開きで描くようにしています。
理由としては、2P の原稿がバランスを取れているかを確認する為です。
良くない例として挙げるとしたら、
入れたい要素を詰めすぎて読者が混乱してしまう事でしょうか?
沢山想いを伝えたい気持ちは大いに理解できます。但し、読まれて初めて漫画というコンテンツが成立すると思っておりますので、伝えたいことはシンプルに纏めておきましょう。
※視線誘導の詳しい記事はこちら!
状況説明に必要なら背景をいれる
これは必須ではないですが、あるとキャラの立ち位置がわかり
読者も理解をしやすいかと思います。
コツとしては、全部に背景を入れずとも1コマで説明できればそれで良しだと思います。
是非、ご検討してみてください。
不安や煽りなどは最後のページに入れると次を捲りたくなる
これ よく言われていたことですが、結構使える技の一つです。
良く編集の方に、読ませたくなる漫画を作れと言われたことがありますが、何をしたら捲ってくれるのかがイマイチ理解が出来ませんでした。
ですが、これをいれることで捲る理由を加えられるのでお勧めです!
不安・煽りの他に、謎を入れたりすると良いかと思います。 捲った先に謎の答えがあると良いでしょう。
※上記の場合、最終の5~6コマがそれに当たるでしょう。
セリフと描写はタブってないか?
これはとても大切なポイントの一つです。
一見、セリフとコマ絵が別々に見えていても 意味が同一かを再確認する必要性があります。
描き終わった後に、チェックするのも良いかとお見ますが コツとしては 一旦場を離れるか睡眠をとった後に再確認してみると良いでしょう。 冴えた脳で確認するのが一番の理想だと言えます。
そんな詳細な記事はこちら!
オマケ ※説明台詞は読んでいて疲れる
これは、読者や漫画のジャンルによるので一概には言えないのですが
絵で説明してセリフで補足をするのが一番良いのかなと思ってます。
年々、長時間読むと言う傾向も少なくなってきたのかな?とも思いますが
それと同時に、説明台詞をいれてしまうとセリフに注力してしまい肝心な漫画を見てくれなくなってしまう可能性が高くなります。
読むのは簡単なのに、読ませる為の努力と技術は中々高度だという事が言えるでしょう。
これは漫画家の性とも言えますね。しかし、試行錯誤を続けていけば読者は少しずつ増えていくと思います。頑張っていきましょう。
最後に
如何でしたでしょうか?
先程ご紹介した解説はほんの一部ですが、長年漫画を描いてきたからこそ見出したポイントでもあります。
少し抽象度が高い箇所もあったと思いますので次回は、焦点を1~2つに絞って深堀の解説記事を書いていこうかなと思います。(漫画描くのは大変な労力がかかる分、出来上がった作品に愛着が湧くこと間違いなしです。)
それでは楽しい創作ライフを♪
またね。