ども、シラシラ。(@shira_shi1ra)です
皆さん、漫画の持ち込みってしたことありますか??
最初の持ち込みって勇気いるな・・担当者が怖かったらどうしよう・・と不安だらけだと思います。それを払拭するためにも、今回は、初めて漫画の持ち込みをした時の話をしようと思います。実際にあったとこを深堀して解説しますので、読んだ方々にとってご参考になれば幸いです。
目次
初めての持ち込み
結論:担当者さんから沢山アドバイスを頂き、名刺交換をさせて頂きました。
- 20代後半(凡そ2018年頃?)
- 秋田書店(チャンピオンRED)
- 電話でアポ(すんなりとOK!)
- 読み切り作品(40p~)
- 漫画を描き始めて1~2年。
担当者とご対面
まずは軽くご挨拶した後、作品をお渡ししました。感想としては、作品をじっくりと見てくれていると言うのが第一印象です。
その間 作者(自分)はアンケートを書くように促されます。作者のプロフィールを埋めていく作業です。鉛筆で記入しながら、読み終わった後の感想を頂きました。年齢から描きたいジャンル・普段何を読んでいるか?連絡先 等々です。
読んだ後に評価について
実際に言われたことに関して箇条書きで記述していきます。
筆者の画力について
当時の画力はこんな感じです。
ストーリー構成について
物語の作り方は様々だけど‥‥
原作 小池先生の謎を作り解いていく方法がありますが、担当者曰く その作り方は質は上がるし読まれる可能性が高い。しかし、初心者がそれをやるのは結構難易度高いね。とこと。まずは、主人公を起てることにフォーカスしていこうというキャラクター中心の話をして下さいました。小池先生の深堀した記事も合わせて置いておきます。
長期編より短い読み切りを何度も描けるほうが良い
読み切りだけどかなり長いページ数を持って行ってしまった。
この時は何故か 読み切り1話ではなく、2話分を持参しています。1話40pなので計80pですね。その際に言われたのは、長期より短い読み切りを何度も描けるようにした方が良いという話がありました。商業誌だと8p単位なるので、16p~32p の目安ですね。短いストーリーで上手く纏められるかが重要だという事です。ネームを模写したりするなどして創意工夫をするのがコツです。
キリストやギリシャ神話を見ると良い
どちらも短編でサクッと読めるモノばかりです。ストーリー構成も纏まっていることから参考にしてみると良いよ!とのアドバイスも!
渋谷や新宿で色んな人を見て描く練習をすると良い
画力を上げた方が良いよ。
その参考として教えてくださったのが上記のタイトルです。実際にやっている方もいらっしゃるそうで、1日 / 1~3時間 を目安に描き続けているそうです。1年が365日なので、3時間描いたとしたら1,095時間 となります。あの後から自分も描き続けて多少ながら画力は上がったと自負しています。その例としては下記の通りです。
表情を上手く描けるようにした方が良い
担当者から言われました。
実際に、自分で読み返してみると確かに表情が硬いです。普段、人は喜怒哀楽を表現する生き物です。それを漫画にぶつけていない点を指摘されたということです。
持ち込みに若い漫画家が望まれる理由
若い人の方が有利。
その方は、優しい方でした。今のうちに画力を上げた方がいいとの指摘を頂いた上にチャンピオンREDの作品を掻い摘みながら掘り下げて話をしてくれたのです。実際にチャンピオンREDの掲載されている作品の画力は息をのむほどでした。自分に沿った成長ができるから、また過酷な連載環境に身を投じておけるのも若さならではです。
しかし、これらはチャンピオンRED含めた少年誌を中心とした話です。青年誌では創作において、社会経験などが必要になる場合もあります。30代以降でもデビューはできますが、描きたいモノより売れるモノを考えて創る戦略が必要になってきます。
いつでも持ち込みしていいから
いつでもウェルカムだよ。
優しい。。ネームでも良いから出来たら持ってきておいでと、有難いお言葉を頂きました。こういう風に言ってくださる編集者の方がいると、また持って行こうという気になるかと思います。
こちらを参考にして
よかったら持って行ってください。
帰り間際に、チャンピオンRED の雑誌を頂きました。先ほど、作品を見比べて どうしたら良いかをアドバイスしてくれたので、そのこともあるでしょう。なんと優しい。。。
担当編集者って怖い人ばかりだと思っていたので最初は不安でしたが心が満たされる気分になりました。