最近は、スマホやら紙媒体で読んでいる漫画。
そんな作品を作り上げる漫画家の仕事とはどういうものでしょうか?
物語のプロットをつくる
漫画が出来上がる工程の第一段階です。ここで描きたいジャンルを選びキャラクターを設計していきます。いわゆるアイディア出しという点ですが、机に向かうばかりでは良いアイディアは出てきません。是非いろんなモノを目に入れるために外の情報に触れると良いでしょう。
ネームを作成する
描きたいジャンルとアイディアが出てきたら、それらを紙に纏める作業をします。いわゆる『絵コンテ』作業です。ここで沢山のアイディアをシンプルに見せられるよう構成を考えていきましょう。
原稿の下書きを描く
ネームが出来上がったら、原稿作業に着手していきます。清書するまでの型づくりとして下書きを仕上げていきましょう。たまに下書きをせずにペン入れをしたりするという話もちらほら聞いたりしますが、それは練習量から出来る技です。初心者の内は、描きたいモノの資料を揃えた上でコツコツと描いていきましょう。デジタルの場合は、こちらのアプリが無料なのでオススメです。
ペン入れ作業
下書きが出来上がったら清書をするペン入れ作業に入ります。ペン入れでも色々な技術があるのですが、その中でもペンの強弱を表現する『入り抜き』という技があります。それらを駆使して清書が出来上がっていくのです。
トーン作業
ペン入れ後は、トーンを貼っていきます。
スクリーントーン(Screen-tone)は、イギリスのレトラセット社が生産・販売している、グラフィックデザイン、イラストレーション、漫画などに用いられる画材の商標である。
昨今では、このトーン作業はデジタルで作業することが多くなったことと思われます。デジタルと言えば、PCからの液タブ・板タブやiPadでのことを指します。利点としては、カッターでの切り抜きが要りません。そして都度トーンを購入せずに済むのでコストも削減されます。アナログが良い場合は、東急ハンズなど量販店に行くと実物が見れるのでチェックしてみると良いでしょう。
仕上げ
トーンが終えたら、最終チェックを行います。キャラクターの輪郭線や背景パースが正確かのチェック・セリフの誤字脱字があるかどうか、最後の最後まで気が抜けないので心が休まらないこともあります。ですが、ここをクリアできれば脱稿(原稿作業終了)なのでゴールは近いですね。
これを覚えておくと便利!
今までで、知っておきたかった記事のご紹介です。タイトルと少しかけ離れますが、漫画家は作品作りをしながら自身のクオリティを上げる為並行して自主トレをしているのです。頭が上がらないですね。
最後に
如何だったでしょうか?漫画家は、絵を描いて楽して稼ぐと言った風に見られがちですが実はそうではありません。ですので、あなたが漫画をお手に取った際には是非1ページ1ページ楽しんで読んでくださるとうれしい限りです。漫画が描きたくなった際は、それらをまとめた記事を公開しますので是非ご覧になってください。
それでは楽しい創作ライフを♪
またね。